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2008.05.20

霧の向こうに

注)ややネタバレありです
ボトムに動画を追加しました♪

「ミスト」
2008040238
とにかく遣る瀬無い気持ちになった
決して映画の 「出来・不出来」 ではなく

スティーブン・キングの小説が原作となった映画には
「シャイニング」「スタンド・バイ・ミー」
「グリーンマイル」「ショーシャンクの空に」
などが有名なのだろうが
「キャリー」「バトルランナー」「ドリームキャッチャー」
など、それと知らずに観ていた映画もけっこうあり…

今回の 「ミスト」 同様、その原作小説を読んだことは皆無
…なので、このエンディングにはかなり驚いた
もっとも原作とは大きく違ったエンディングであり…
しかし当のキング自身も
“もし私がこのラストを思いついていたら
        小説の中で使っていただろうね”
と云っているし、監督のフランク・ダラボンも
“これは何だ?どういう意味だ?
  と論争せずにはいられないだろう?
劇場を出て、何かを考えながら帰ってもらいたい”
とコメントしている

2008040239

ここに登場する、大きく分けて三つのグループ
直面した現実を受け入れられず
 居残り組を一笑し、外へ出てしまうノートンの集団
総ては神の名の下に起きていることだと
 聖書を引用して煽るカモーティ率いる狂信的な集団
そして一見、この不可解な現実に
 冷静に対処しているかのような主人公ドレイトンの集団

途中で出ていったノートンたちは正しかったのだろうか?
そうではなかったのか?

生け贄を捧げよ!と集団ヒステリー状況に陥ってしまった
にわか新興宗教集団。信じる者は救われたのだろうか?

そして観客がもっとも感情移入せざるを得なかった主人公
…一番ヒステリックになっていたのは
実はドレイトン達だったのではないだろうか?
2008040240

衝撃のラスト15分
まさに唖然。言葉も出ない。涙も出ない。
B級っぽくて結構!

ただ、こんな絶望的な
遣る瀬無さを味わうことって
人生に何度あるだろうか?
もしかしたらこの映画の中で一番の恐怖
それは自分の中に潜み、眠っている狂気なのかも

地面を揺るがせながら山のようなクリーチャーが
ゆっくりと目の前を横切っていくクライマックス
そこに流れる物悲しい (熾天使軍) なる 曲
DEAD CAN DANCE の名をここで目にするとは思わなかった

そして、この映画を、わざわざ劇場まで見に行った
本当の目的は…特撮場面…
そのクリーチャー観たさだったのであり

monasteriense plurestelum
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タコの触手のようなクリーチャー
そんなに珍しい形ではないかと


ales dinosauri
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サイレントヒルでも使えそうなキャラ

ingens ridiculum
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これは物体X?映画の中でもその名がチラリ

receptacle intellect
2008040244
しかしなんといっても “これ” が圧巻
約80メートルもの動く巨大な生物は
“ダリ” の絵から抜け出てきたよう…


デッドカンダンスの曲が終わり
そのままエンドロールは続き
ヘリやジープ、装甲車の音だけが聴こえてくる

その後にまた場面転換し
何かしら “hope” な場面があるのかもしれない
…観客の誰もがそう思ったかも…

…しかしそのまま客電が灯り、総てが終わる…
あのトラックに乗っていた人々の中に
みんなはどんな顔をみつけだろうか?

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コメント

写真を見る限りではちょっとグロイ(ゴメンナサイ)かなと思ってしまうのだワww
でもゆうきさんの文章を読むとなんだか見ずにいられない感じです!面白いといえば面白い!恐いといえば!恐い!
何回くらいドキッと飛びはねましたか?ww

投稿: おまつ | 2008.05.19 07:00

>おまつさん
確かにグロい場面はあります
俺は恐そうな場面になると耳を塞ぐので
…そういう意味では上映中の3分の1くらい
耳を塞ぎっ放しでした
実際飛び上がるほどの場面って無いかも…
最後の方で不覚にもビクッとしちゃいましたけど
年齢層は決して決して若くはなかったかも
就学しているような子供はいませんでしたが
そこそこ若い連中やら
多分スティーブンキング好きで観に来たのかな?
と思わせるオジサンやオバサンとか

クリーチャー(モンスター)目当てでなければ
DVD化されてからでも構わないので観てみてほしいです
最後の感想が聴きたいです

投稿: ゆうき | 2008.05.19 07:15

注)ネタバレありです
もし興味があるかたは、ぜったい劇場で鑑賞することをお薦めします♪
   ↑
最初のこの一文を読んだだけで、以降読めなくなりました(笑)

投稿: イガ | 2008.05.19 09:53

>イカスケ殿
そんなに興味なければこれはDVDでもOKでしょう(^^ゞ
最終的な“大ネタ”はバラしてないですよ~♪

投稿: ゆうき | 2008.05.19 09:58

こんな恐そうな映画、よく映画館に見に行けましたね。。。エラい!と思います(笑)

投稿: ◎ | 2008.05.19 11:31

>◎殿
偉いですか?ありがとございます(@_@)
クリーチャーを大スクリーンで観たかっただけなのです
この手の映画は滅多に劇場まで足を運ばないです
専らレンタルで(^^ゞ

投稿: ゆうき | 2008.05.19 12:12

スティーブン・キングですか。名前は知ってますが、いろいろ書いているんですね。あまり映画の原作者にまで目が行かなかったりするもんで(笑)
しかし、書き方が上手いですねっ!思わず見たくなりました。さすがです!
でも恐いから見ないと思いますが(^^ゞ

投稿: G3 | 2008.05.19 14:26

>G3殿
誉めてくれたわりには…観ないのですね?(^.^)
クリーチャーだけでも見てみてみてみて下さい♪

投稿: ゆうき | 2008.05.19 14:52

『華氏451』はレイ・ブラッドベリです~。(ファンなので)
スティーブン・キングは気持ち悪いかと思い、あまり読んでいません。唯一真面目に読んだのは『グリーン・マイル』で。
スティーブン・キングの映画化作品は多いですよね。

『ミスト』、CMで観て気になっていましたが、これもスティーブン・キングだったんだ。
かなり気持ち悪い物体が登場する様子・・・
これはゆうきさん放ってはおけないだろうな。
カマドウマみたいなのがいるし・・

投稿: 「きの」 | 2008.05.19 15:20

>「きの」さん
おぉ、そうでした!削除しときました(^^ゞ
さすが「きの」さん!ありがとうです♪
この映画は意外とハマるかもです!
でも小さい子には見せてはいけません!
R15指定でした(+_+)
CMやってましたか!

投稿: ゆうき | 2008.05.19 15:35

トレイラーで流れるのがデッド・カン・ダンス?
まさに黄泉の調べだ
あの場面だけ観ていると、美しさに戦慄が走る

投稿: カムパネラ | 2008.05.19 17:55

>カムパネラ殿
黄泉の調べ…まったく俺もそう思った
Youtubeのあの映像で、もう釘付け!

投稿: ゆうき | 2008.05.19 20:38

これ、私は映画館で観ますよー
ダラボン監督が撮るスティーブン・キング作品。これは見逃せない!
一応、本文を読まずにすっ飛ばしてコメント入れてますmovie

投稿: shige | 2008.05.19 23:10

スティーブン・キング作品は
B級か名作かに分かれますね・・・。

クリーチャーものはB級多し、
ですかね・・・?

投稿: ハッチ | 2008.05.19 23:33

>shigeさん
詳しいのですね!俺は全然なのです(*_*;
すっ飛ばしでのコメント感謝です♪
観終えたら語りに行きますヨ~!

投稿: ゆうき | 2008.05.19 23:49

>ハッチ殿
B級っぽくて結構!…ネッ(^.^)
イメージ的にどうしても「TV用作品」って感じが…
日本で云う「火スペ」みたいな…

でもいいんです♪
B級バンザイ!な俺なんで(^.^)

投稿: | 2008.05.19 23:53

ゆ、ゆ、ゆうきさん
コワ過ぎますワww

投稿: おまつ | 2008.05.20 07:17

>おまつさん
ダイジョーブ!…映画ですから(^^ゞ

投稿: ゆうき | 2008.05.20 07:41

動画、見れません(悲)

投稿: G3 | 2008.05.20 08:22

>G3殿
もしかして携帯からですか?
パソコンからしか観られないかもしれません…
スミマセン(^^ゞ

投稿: ゆうき | 2008.05.20 09:26

スティーブン・キングは好きな作家さんです。
こう見ると結構見てる作品が多いな~って
びっくりしました。
なかなか面白そうな映画ですね。
でも今はバラに夢中。。。ほほほ
やっぱりDVD借ります。
モンスターがみんな蜘蛛っぽいですね。
あみにかかった人間って感じがしました。

投稿: セッシー | 2008.05.20 11:00

>セッシーさん
けっこう映画化されてるんですよね!

モンスターが蜘蛛みたい…そうです(^.^)
電線のようにビリビリする糸でグルグル巻きにする奴もいました!

バラの茂みの中にヘンな虫が…いないですよね(^^ゞ
バラに夢中ですか♪
この時期風が強いとドキドキしますね!
ウチは昨夜帰ってからベランダの鉢の大移動です

投稿: ゆうき | 2008.05.20 11:09

動画貼っ付けるなんて珍しい。。。スゴい!と思います(愕)
。。。こりゃ恐ないですか?君にしては。。。最初のデカいのは、おおおおおーっ!て感じですね(大)

投稿: ◎ | 2008.05.20 11:35

>◎殿
今度は…スゴい…ですか!ありがとうございます♪
意外と簡単に貼り付けられました
恐い恐い…でも
ラストシーンにはいろいろ考えさせられる映画です
考えなくてもいいんだけど…

投稿: ゆうき | 2008.05.20 12:02

マイミクさんも見に行かれて感想書かれてました。

映画が終わってから、ほとんど誰も立って出て行かないのが不思議だったそうです。。(レディスデイにでも見に行こうかな…コワそうですね;)

投稿: sara・b | 2008.05.20 14:47

>sara・bさん
たぶん、みんな
えっ!そんなのあり?…と唖然としていたか
これってっどういうこと?…と自問していたか
遣る瀬無くて立ち上がれなかったのかもしれないです
…エンドロールの途中から、曲が終って
ヘリやトラックの音だけになります
だからみんな、最後の最後にまた
ちょっとした続きの映像があって (hope) を求めて
それで立ち上がりたくなかったのかも知れません(・_・)
俺は…その全部です

投稿: ゆうき | 2008.05.20 15:24

デカダンス

投稿: カムパネラ | 2008.05.20 17:40

>カムパネラ殿
4AD

投稿: ゆうき | 2008.05.20 18:05

スティーブン・キングは小説でかなり読んでるし、好きなほう♪
元々SF大好きだからね~
ただ、映画になると原作と違ったりするからそんなに観てはいません
『ミスト』は観たいなぁと思っているのですが、ゲテモノ・グロイ系は苦手なんだよね…
でも観たいわぁ~♪ 

投稿: なおp | 2008.05.20 18:27

>なおpさん
そうそうSF好きですもんね♪
この映画は原作「霧」とはラストが違うようです
たしかにグロいシーンはありますね(*_*;
DVDでみてみて下さい
なおpさんのこの映画の感想、ぜひ聞きたいです(^.^)

投稿: ゆうき | 2008.05.20 21:39

ショーシャンクとスタンドバイミーは好きです
どちらも映画のみですが

ミザリーもスティーブンキングだった気がします
かなり、恐かったけど三回くらい見ました
小説家とそのファン(ストーカー?)の話です

投稿: ハックルベリー | 2008.05.22 21:46

>ハックルベリー殿
ミザリー…ありましたね
俺は多分観て無いです
何ゆえ3回もみたのでしょう?

俺はハックのストーカーですが、何か?(^^ゞ
恐いですか?

投稿: ゆうき | 2008.05.23 00:34

遂に見ました。しかし何とも残酷なラストですね。胸が詰まりました、でもこんな判断ミスは現実に、勿論もっと小さいことでだけど、我々も繰り返しているんだなと。しかし我が子まで手に掛けてしまった後にあれじゃなあ。ミストには方角を失ってしまうという意味が、当然込められているんだろう。始めは馬鹿にしていた宗教女に皆導かれて言ったり、集団リンチの前では、正しい事を言うことさえ、というか実際にはどっちが正しいのか、解んなくなってしまうよな。自分は果たして、正確な羅針盤を持っているのか、世の都合に踊らされるのは、その時には判らないものだし。太宰治の戦時中に書かれた短編で、主人公が、「芸術家は常に最も弱い者の見方でなくてはならない」と思いながらも、何が弱い者なのかを判断することの難しさを書いてたのがあったけど、まさに世の中ミストの中、でも、素のままに見る心構えはいつも必要かなと。どうしましょ。

投稿: ipanema KOZY | 2008.10.21 11:00

>ipanema KOZY 殿
観たのですね!
日々の生活も目に見えない霧の中なのかもしれないと
弱い・強い・正しい・間違い…それを決めるのは
時代という大きな渦なのかもしれないと
世の中ヘンなことや不条理な事ばかり起きると
やがてそれが本流になりかねない
生物の進化もそんなもんだし…

あのクリーチャーは気に入っていただけたでしょうか?
(^.^)

投稿: ゆうき | 2008.10.21 23:23

今、津軽はワラ焼きの真っ最中。あたかも霧の様な景色が拡がっている。車の窓をきちんと閉めとかないと、とんでもないクリーチャーが飛び込んできそう。五里霧中。しかし後半、デイヴィットの奥さんの死に顔は美しかったね。恐怖と焦りのどん底にあっても、人は美を表現したり感じたりしてしまうっていうのは、人類だけの特権なのか、まあ、毒にも薬にもならない特権かもしんないが・・・。夜霧よ、今夜もありがとうって歌ってられねえ、おっかねえもん。

投稿: ipanema KOZY | 2008.10.22 18:22

>ipanema KOZY 殿
そう云えばワラ焼きの時期…ここ何年か見ていない
ノスタルジックな光景だ。ちょっぴり怖さも感じる
さ~冬が来るぞ!準備はいいかい?って

何年前だっけ?大鰐へ行った時のミストも凄かった
あれは忘れられない!
そのあとの、雲海を照らす月の光景も
…死んであの世へ来ちゃったかと思ったもんだ

投稿: ゆうき | 2008.10.22 23:01

ふふふ(笑)
ゆうきさんの超すきそうな映画ですねっ!

『ミスト』ですねっ よし。
今度、レンタルして

キヨ。

投稿: もももももん | 2008.10.23 16:48

>ももももももももんちゃん
是非観てみて下さい♪
もんちゃんはどんな感想を持つんでしょうね(^.^)
最初に観た時は暫くボーゼンとしてました
普通、映画館出た後っていろいろ話すのに
この時は“ウ~~~~ン”…
後味があんなに悪かった映画はありません
クリーチャーが遜色の出来だったので複雑でした
これはクリーチャーを楽しむ映画とちょっと違ったかも…
なんて

投稿: ゆうき | 2008.10.23 21:49

注意 
ネタバレあり~のです★

『ミスト』みました~
結末は、なんとなくこうなるだろうなって分かりました
よくあるような結末のような・・・
家に帰って奥様の生存を確認しに行った場面が綺麗でした。
マリア様みたいな・・・・
私は、車の中で3人を殺した場面が泣けましたよ(笑)

もしかしたら、実際にnasaでそんな実験が行われているのかもしれませんねっ

セッシーさんがオススメしてた韓流も探してみたのですがタイトルを忘れてて・・・
次回です(汗
ほかには『高田純次』をレンタルしました(^^
面白かったです。

もも~ん

投稿: | 2008.10.26 16:48

>も~もんちゃん
観たのですか!ありがとうございます
確かにマリア様のような顔をしてますね

あの結末は、俺はな~んにも構えずにいたので
ビックリしました
衝撃のラスト15分!って
あの山のように大きなクリーチャーが
目の前を横切っていくことだと思っていたので
そのあとはもう何もなく終わってしまうのかな~なんて
気を抜いて観ていました
で、なにもそこまでしなくても…
たしかに遣る瀬無いなと思いながら観ていました
でもまさか更にあんな仕打ちが待っているとは

フィギア探しているのですが
発売される気配もありませんcrying

投稿: | 2008.10.27 01:36

俺もブログ読んで、身構えて?見たので、ラストはそんなでもなかったな。。。君みたいにクリーチャー狙いの人には、たぶん無防備な状態でラストに突入したから衝撃はデカかったんじゃないだろうか?
あの山のようなクリーチャーのフィギュア?あったら凄いけど、あの場面だけじゃ、全体像が把握できなくない?(笑)

投稿: ◎ | 2008.10.27 15:32

注)さらにネタバレあり
>◎殿

でしょう?
正直云ってストーリーはそんなに追わずに観てた感じで
最後の最後に霧の中から物凄いクリーチャー登場!
かと呑気に思っていたら装甲車だとは…
まさかのまさかでした

投稿: ゆうき | 2008.10.27 23:31

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